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豆知識
段ボール・板紙についての豆知識をご紹介します。
・段ボールの各部名称
・板紙の種類
・段ボールの種類
・板紙の規格寸法
・ライナの違い
・フルートの種類
段ボールの各部名称
両面段ボールで説明しますと、ライナとは平らな状態に貼られている上下の二枚の紙の事で、中しんは、波形(フルート・段)を形成している紙の事です。
ライナは通常茶褐色の耐水性の低いものですが、それでは対処できない目的の段ボールには特殊ライナを使用します。
代表的なものとして、『耐水ライナ(多湿状態で輸送可能)』『撥水ライナ(小雨を弾く程度)』『白、色ライナ(色付)』などがあります。
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段ボールの種類
段ボール箱の材料に最も多く使用されているのは両面段ボールで、次が複両面段ボールです。
複々両面段ボールは強度に優れている為、大型の重量物の包装に使用されます。
片面段ボールは、他の段ボールとは違い、ものを巻く事ができるので、保護材・緩衝材としても使用されます。
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ライナの違い
ライナ名
用途
主原料名からの呼称
外装用ライナ
外装用段ボール箱・
付属品等
クラフトライナ(Kライナ)
ジュートライナ(Jライナ/Cライナ)
内装用ライナ
内装用段ボール箱・
付属・仕切等
ジュートライナ(Jライナ/Cライナ)
Kライナはクラフトパルプを原料として抄いたもので強度があり、Jライナは古紙を原料として抄いたライナです。
アメリカでは、Kライナはクラフトパルプを80%以上配合したものとしていましたが、近年では廃棄物問題も有り、古紙を20%以上配合しているものも多です。 日本では、クラフトパルプを10%程使用したものをKライナと言います。
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フルートの種類
段の種類
略号
30cmあたりの段数
段の高さ(mm)
見本
Aフルート
AF
約34±2
約4.5〜4.8
Bフルート
BF
約50±2
約2.5〜2.8
Cフルート
CF
約40±2
約3.5〜3.8
Eフルート
EF
約93±5
約1.1〜1.4
Fフルート
FF
約120
約0.75
Gフルート
GF
約175
約0.5
複両面段ボールはAFとBFを貼り合せてあり、Wフルート又はABフルートと呼ばれています。
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板紙の種類
板紙(Paperboard)とは、「坪量(1uの紙の質量)」が100g/u以上、もしくは厚さ0.3o以上 の厚紙の総称であり、段ボール原紙(材料の紙)も板紙に含まれます。
板紙は『段ボール原紙』『紙器用板紙』『建材用紙』『その他の板紙(紙管原紙・ワンプ・台紙・芯紙など)』に分けられます。『紙器用板紙』は次のように分類がされています。
マニラボール(塗工・非塗工)
白ボール(塗工・非塗工)
表面がさらしパルプ、中層・裏層はパルプ又は古紙から出来ているものです。
カード類、美術本、絵本等の厚手の印刷物や医薬品、冷凍食品等の個装用並びに液体食品用、化粧品等、美粧性の高い箱の打ち抜きの小型印刷箱に用います。
表面がさらしパルプ、中層、裏層は古紙から出来ているものです。
マニラボールに比べると一般に厚手で、普通何らかの印刷をして、食料品などの折畳み箱に用います。
非塗工品は印刷しないで加工される場合も多くあります。
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板紙の規格寸法
板紙の寸法と取引単位は、寸法がcm、連量がkg、坪量がg/uです。
また、板紙100枚を一連と言います。
規格
寸法
面積
K判
64cm×94cm (94cm×64cm)
0.602u
L判
80cm×110cm (110cm×80cm)
0.88u
M判
73cm×100cm (100cm×73cm)
0.73u
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